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2006年11月15日 (水)

「第二十二話」

「王様です。」
王様が言った。
「知ってるよ。」
チビ・ハゲ・デブの三人の大臣が言った。
「ひま。」
王様が言った。
「それでは王様。チェスでもいたしましょう。」
チビ大臣が言った。
「昨日もそれ言ってたよ?君ベタ。」
王様が言った。
「すいません。」
ベタ大臣が言った。
「だったら王様。女性でも呼んで盛り上がりましょう。」
ハゲ大臣が言った。
「そんなんしたら王妃に叱られちゃうよ?君はエロだな。」
王様が言った。
「すいません。」
エロ大臣が言った。
「ならば王様。他国から美味しい食べ物を取り寄せましょう。」
デブ大臣が言った。
「君が食べたいだけじゃん。だから、いつまで経ってもそんなんなんだよ。」
王様が言った。
「すいません。」
デブ大臣が言った。
「王冠重い。」
王様が言った。
「それでは王様。ガラスで作り直しましょう。」
ベタ大臣が言った。
「いやそれって、見た目軽そうだけど、なんやかんやで今より重くなる可能性大じゃん。君頭悪いよ。」
王様が言った。
「すいません。」
バカ大臣が言った。
「だったら王様。最高級和紙で作り直しましょう。」
エロ大臣が言った。
「風吹いたら飛んじゃうよ?見る人が見れば最高級和紙って分かるけどさぁ。あんま伝わんないんじゃないの?和風じゃなくって、洋風がいいんだよね。」
王様が言った。
「すいません。」
和風大臣が言った。
「ならば王様。クッキーで作ると言うのはどうでしょう。」
デブ大臣が言った。
「洋風だけどさぁ。お菓子じゃん。だからそれってとどのつまり君が単に食べたいだけなんでしょ?」
王様が言った。
「すいません。」
デブ大臣が言った。
「マント暑苦しい。」
王様が言った。
「それでは王様。国の科学力を駆使いたしまして、涼しいマントを作らせましょう。」
バカ大臣が言った。
「そりゃいつの日にかは、出来るかもしんないよ?そんな夢のようなマント。でも、現在の段階で何とかして欲しいんだよね。」
王様が言った。
「すいません。」
未来大臣が言った。
「だったら王様。女性に大きなうちわを持たせ、両側から扇がせましょう。」
和風大臣が言った。
「ほらまた女の人出て来ちゃったよ?んな事したら王妃に叱られちゃうって言ったよ?それに、そんな光景テレビでしか見た事ないっつーの。」
王様が言った。
「すいません。」
TV大臣が言った。
「ならば王様。湯葉で作りましょうか。」
デブ大臣が言った。
「食べ物もうよくない?一旦さぁ食べ物から離れられないかなぁ?いつ見てもしわしわじゃん。」
王様が言った。
「すいません。」
デブ大臣が言った。
「ヒゲやだ。」
王様が言った。
「それでは王様。全部剃ってしまって、描いてみてはどうでしょう。」
未来大臣が言った。
「どう見ても変だろ。それ変態だよ。」
王様が言った。
「すいません。」
変態大臣が言った。
「だったら王様。クリスマスツリーの飾り付けのように、きらびやかにファッショナブルにいろんな装飾を施してみてはどうでしょう。」
TV大臣が言った。
「重い。それにさぁ。コードの範囲しか活動出来ないじゃん。」
王様が言った。
「すいません。」
重力大臣が言った。
「ならば王様。ヒゲを全部剃り、代わりにわたあめを付けてみてはどうでしょう。」
デブ大臣が言った。
「顔ベッタベタ。」
王様が言った。
「すいません。」
デブ大臣が言った。
「お城の色いや。」
王様が言った。
「それでは王様。いろいろな色を混ぜ合わせて塗り直しましょう。」
変態大臣が言った。
「君知ってた?それやると黒が出来上がっちゃうんだよ?だったら最初から黒で塗ればいいじゃん。」
王様が言った。
「すいません。」
暗黒大臣が言った。
「だったら王様。黒で塗り直しましょう。」
重力大臣が言った。
「それ王様の意見だよ?なんか自分で考え出したみたいに言っちゃってないかい?てか、黒がいいなんて一言も言ってませんよ。」
王様が言った。
「すいません。」
漆黒大臣が言った。
「ならば王様。お城をのりで巻いてみてはどうでしょう。」
デブ大臣が言った。
「だから、それも黒だし食べ物だしさぁ。」
王様が言った。
「すいません。」
デブ大臣が言った。
「会議出たくない。」
王様が言った。
「それでは王様。王様は、今後会議に出席しなくてもいいと言うのはどうでしょう。」
暗黒大臣が言った。
「それマズイでしょ。王様いないのかなりマズイでしょ。」
王様が言った。
「すいません。」
粉薬大臣が言った。
「だったら王様。出ても出なくてもいいと言うのはどうでしょう。」
漆黒大臣が言った。
「なんか省かれてる感が否めないなぁ。」
王様が言った。
「すいません。」
毒蛇大臣が言った。
「ならば王様。ゴロゴロしながらリラックスした体勢で参加するのはどうでしょう。」
デブ大臣が言った。
「だから太るんだよ。」
王様が言った。
「すいません。」
デブ大臣が言った。
「玉座座り心地悪い。いっつもお尻イッタイイッタイなる。」
王様が言った。
「それでは王様。トランポリンにしてみてはどうでしょう。」
粉薬大臣が言った。
「ふざけてんの?上下運動激しくって、話し相手が首イッタイイッタイなっちゃうよ?」
王様が言った。
「すいません。」
追突大臣が言った。
「だったら王様。ここは、思い切って地べたに正座はどうでしょう。」
毒蛇大臣が言った。
「あーなるほどね。ってコラッ。どうして王様が地べたに正座なんだよ。そげん事したら足イッタイイッタイなっちゃうよ?」
王様が言った。
「すいません。」
反省大臣が言った。
「ならば王様。玉座を腐ったバナナで作ってみてはどうでしょう。」
デブ大臣が言った。
「ツッコミどころが多過ぎだよ。中でも一つだけ言わせてもらうと、それってもうイッタイイッタイ言わせたいだけでしょ?お腹イッタイイッタイ言わせたいだけなんでしょ?」
王様が言った。
「すいません。」
デブ大臣が言った。
「王妃ブス。」
王様が言った。
「それでは王様。整形手術をオススメしてみてはどうでしょう。」
追突大臣が言った。
「何て言うの?王妃は、ブスだから手術してって言うの?言えませんよ。そんな事言ったら殺されちゃいますよ。」
王様が言った。
「すいません。」
オペ大臣が言った。
「だったら王様。離婚されてはどうでしょう。」
反省大臣が言った。
「いや、好きは好きなんだよ?そんな国レベルの事件にしちゃダメ。」
王様が言った。
「すいません。」
報道大臣が言った。
「ならば王様。特殊メイクはどうでしょう。」
デブ大臣が言った。
「今でも十分、特殊メイクですよ。君も毎日見てるじゃないの。」
王様が言った。
「すいません。」
デブ大臣が言った。
「ペット飼いたい。」
王様が言った。
「それでは王様。熱帯魚などはどうでしょう。」
オペ大臣が言った。
「うーん。そう言うちっちゃな生き物じゃなくって、出来れば触れ合えるペットがいいんだよね。」
王様が言った。
「すいません。」
チビ大臣が言った。
「だったら王様。鷲などはどうでしょう。」
報道大臣が言った。
「かっこいいんだけどさぁ。かなり恐いよね。直に触れ合えないと思うよ?やっぱり哺乳類がいいな。」
王様が言った。
「すいません。」
ハゲ大臣が言った。
「ならば王様。豚などはどうでしょう。」
デブ大臣が言った。
「完全に君が食べようとしてるよね?」
王様が言った。
「すいません。」
デブ大臣が言った。
「寝る。」
王様が言った。
「おやすみなさいませ王様。」
チビ・ハゲ・デブの三人の大臣が言った。

第二十二話
「王様と三人の大臣」 

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