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2008年2月20日 (水)

「第八十八話」

 俺は、空気が読める男。だから、自ら命を絶った。理由はただ1つ。80年後に俺が地球に与える致命的な影響・・・・・・・・・それは地球の消滅を意味するからだ。



「先生!」
「落ち着いて下さい。」
「私の!私の!」
「こんな事が・・・馬鹿な!?なぜだ・・・順調だったはずなのに・・・・・・何が起きたんだ・・・いったい何が・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・私の赤ちゃんが!赤ちゃんが!」
「いったい・・・お腹の中で何が起きと言うんだ!?なぜ臍の緒が首に・・・・・・。」
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「しかし・・・この胎児の姿、見れば見るほど首吊り自殺のようだ。だがなぜ・・・なぜ母親のお腹の中で自殺など・・・・・・・・・いや、考え過ぎだ。自殺ではない。これは、事故・・・・・・予測不可能な理不尽な事故・・・・・・落ち着くんだ・・・・・・胎児が自殺などするはずがない。」

第八十八話
「空気を読みすぎた男」

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