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2008年8月13日 (水)

「第百十三話」

昨日があーだとか
今日がどーだとか
明日がこーだとか

なに言ってるんだ?

なにを言ってるんだ?

生まれた時から社会のルールが決定していて、使える通貨が確定している。

枠組みの中で動き回って、いくら動いても動いても、まだ枠組みの中にいて、外に出れないんじゃないかって不安になる。

いや、枠組みの中にいる方が、安全なのかもしれない。むしろ、安心なのかもしれない。あえて、枠組みの外に出る必要性なんか、これっぽっちもないのかもしれない。

これっぽっちも

ただ

ただ、自分が枠組みの中にちっぽけに存在しているって事だけは、自覚していた方がいいのかもしれない。

人間社会

人間が作り出した社会。

人間による人間の為の人間だけの規則の人間だけにしか通用しない社会。

人間である以上、それに従って生きるのが必然。

それを破って生きるのはあまりにも不自然。

下らない。

全く下らないよ人間社会。その仕組みと概念が実に下らなすぎるよ。

ルールにのっとった社会の中で生み出された人間が、全く哀れでしょうがない。

だって

ほら

生まれた時から既に

がんじがらめじゃねぇか!

赤は、赤。
雲は、雲。
キリンは、キリン。
砂糖は、砂糖。
太陽は、太陽。
そして

今日は、今日。

なぜ現代に、どうして哲学者が存在しないのか?束縛されてこの世に生まれてきた人間に、いったい何を哲学出来るって言うんだ?

昨日を昨日。
今日を今日。
明日を明日。

と、捉えながら一生懸命に生きてるフリをしている人間に楽しい未来なんか想像出来るのか?

人間なんてのは

今日、生まれたら!
明日、死ぬんだよ!

何を都合よく朝と夜の回数を数えて生きているんだ!

生まれて死ぬまでが今日で!
明日に待つのは、死のみだ!

そうじゃないから

だから

だから、みんな一生懸命じゃないんだよ。

ろくな哲学もないくせに

人の哲学ん中に土足で入り込んでくるのはやめにしないか?

大人になるってなんだ?

一生懸命じゃなくなるって事か?

黄金を目指してないんだったら!ダラダラ愚痴ってないで!ただただ黙って人間社会を真っ当に生きていればいい!

そうすればいい

でも

俺は行くよ!

黄金を目指して!

同じ黄金を目指す仲間を捜し!

同じ黄金を目指す仲間と共に!

黄金を目指しに!

俺は行くさ!

ただ、こんなちっぽけな人間の、こんなちっぽけな言葉は、あまりにもちっぽけで、ちっぽけすぎて、誰にも届かない。

簡単に太陽と月の光によってかき消されてしまう。

いや

もしかしたら

わずかに輝いているのかもしれない。

第百十三話
「鶴は千年
   亀は万年
     人は何年?」

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