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2008年9月10日 (水)

「第百十七話」

『子供』パート2

「お前なぁ。いくら子供が可愛いからって、ちょっとばかし甘やかし過ぎじゃないか?ほら、可愛い子には旅をさせろって言うだろ?」
「帰って来なくなっちゃったよ。」
「それすなわち、専門用語で迷子と言う。」
「それは、学名かな?」

『独り言』

「俺って、よく独り言を言っちゃうんだよ。」
「そうなんだ。」
「あっ!?また言っちゃった!」
「わしも!」

『超高層ビル』

「でかいよなー!」
「凄いなー!」
「俺の3倍はあるよなー!」
「なら、俺の16倍かー!」

『こづかい』

「お前、こづかいって月にいくら貰ってる?」
「鉛筆1ダース。」
「いいなぁ。俺も鉛筆にしてもらおうかなぁ。」

『ラブレター』

「やった!やったー!ラブレター貰っちゃったよ!」
「いいな!いいなー!お前も隅に置けないなぁ。で、誰から?」
「マザー!」
「ノンノンノン!マダァー!」

『流行』

「僕ちゃんってば、流行には敏感なんだぜ。」
「なら、これから何が流行んの?」
「分かりませーん!!」
「それは、どこに売ってるの?Mあるかな?まだM売り切れてないかな?」

『骨折』

「ふんふふんふふーん!えっ!?どてっ!!!」
「大丈夫ですか?」
「あたたたたー!骨折しちゃったみたいです。腕が、ぷらーんってなってますし、ほら!」
「どれどれ?」
「どれどれ?」
「ぷらーんってなってますね。」
「ぷらーんってなってるでしょ?」
「えいっ!」
「あっ!反対の腕もぷらーんってなった!」
「どれどれ?」
「どれどれ?」

『ヌード写真集』

「すんげー!すんげーよ!このヌード写真集!」
「お前は、本当にいつでもどこでもスケベだな。」
「マジで鼻血もんだよ!この背景!」
「まったく。お前は、本当にいつでもどこでもスケベだな。」

『ドラキュラ VS ドラキュラ』

「死ねいっ!十字架!!!」
「ウワァァァァァァァ!!!!!」
「ウワァァァァァァァ!!!!!」

『お漏らし』

「先生!学級委員が、おしっこ漏らしました!」
「大丈夫だ!」
「じゃあ、大丈夫だ!」

『決闘』

「いよいよだな。」
「ああ。」
「お前と決着をつける時が来た。」
「ああ。」
「・・・・・・・・・行くぞ!!」
「来い!!」
「ジャンケン!!」
「ジャンケかよっ!この衣装と、このシチュエーションと、この物語の流れでジャンケかよっ!」

『弱点』

「お前の弱点は、左足のふくらはぎだ!!」
「ば、ばれたか!?」
「因みに俺の弱点は、右肩甲骨部分だ!」
「お前の弱点は、右肩甲骨だな!」
「な、なぜそれを!?」

『ペット』

「お前の家、何かペット飼ってる?」
「犬飼ってる。お前の家は?」
「おじいちゃん!」
「まさか、あの限定カラーバージョンの!?」

『妊娠』

「妻との間に赤ちゃんが出来てね。」
「おめでとう!やったじゃないか!」
「お前似の男の子だといいのになぁ。」
「死んで生まれ変われってか!」

『好きな仕草』

「俺は、女の子が髪をかき上げる仕草が好きだなぁ。」
「僕は、シャープペンシルが芯を出す仕草が好きだなぁ。」
「文具専門かよ!」

『恐怖症』

「高所恐怖症?」
「そうなんだよ。お前は?お前は、何か恐怖症ないのか?」
「高所恐怖症恐怖症。」
「どうりでお前とは、馬が合わないと思ったよ。」

『料理教室』

「天ぷらは、温度が大事です。温度によって衣の出来上がり方が全然違います。外はサクッと、中はフワッと、とにかく温度が大事なんです。もはや、温度の事が天ぷらと言っても過言ではありません。」
「なるほど。」
「それを踏まえて、今日は天ぷらを乗せるお皿を作りたいと思います。」
「窯の用意は出来ています!師匠!」

『サイコロ』

「俺は、サイコロを振って思った通りの数を出せる男だ。」
「何だと!?やれるもんなら、やってみろ!」
「りんご!」
「まさか!?本当に思った通りのりんごを出しやがった!?」

『戦場』

「おい!ここが戦場だって事を忘れるな!油断は即、死に繋がる!いいな!」
「はい!大佐!」
「行くぞ!」
「大佐!」
「どうした!」
「地雷を踏んでます!」
「ザッツ!ジョーク!」

『戦場』パート2

「いいか!これから言う事は、1度しか言わん!だから、よーく頭に叩き込んどけ!」
「はい!大佐!」
「戦場では、常に自分は1人!回りは全て敵だと思え!」
「了解しました!失礼します!」
「バキューン!」
「いてっ!いててててっ!」

『戦場』パート3

「大佐、やりましたね!」
「ああ、これで祖国に胸を張って帰還出来る!ここで待っていれば、味方のヘリがやって来る!」
「いろいろ命懸けな事がありましたけど、今となっては全てが懐かしい思い出のような気がします。」
「安心するのは、まだ早い!ヘリは、その場に3分しか滞在しない!それを逃せば、我々はこの戦場から2度と帰れなくなる!思い出に浸るのは、その後にしろ!」
「はい!大佐!」
「いやー、しかしあのボロボロな吊り橋を渡るのには、苦労と時間が掛かったな。疲れたよ。」
「大佐!」
「敵か!?」
「ヘリが吊り橋の向こう側に着陸しました。」
「あのほら、お前が俺を撃った時あっただろ?あん時は死ぬかと思ったよ。あとあの時」

『戦場』パート4

「大佐、なんとか祖国に帰って来る事が出来ましたね。」
「ああ、今でも生きて帰って来れたのが不思議なぐらいだ。」
「本当にそうですね。」
「早く家に帰って家族サービスをしなければな。」
「大佐!」
「どうした!」
「戦場に極秘ファイルを忘れて来ました!」
「よし!とりあえず現実逃避と洒落込もうじゃないか!」

『今日から俺は』

「今日から俺は、お前になる!」
「だったら俺は、お前になる!」

『臨時ニュース』

「ここで臨時ニュースが入って来ましたが、後回しの後回しで、最悪お伝えしないかもしれません。」

『ワープ』

「ワープの準備は出来たか?」
「はい艦長!いつでも大丈夫です!」
「よし!ワープを使えば地球まで5分で着くぞ。」
「はい艦長!いつでも指示をどうぞ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「急に無口!」

『さっきから』

「おいおい。何かさっきから向こうの奴が俺達の事を睨んでるぞ?何でだ?」
「さあ?あいつが睨む前から俺があいつの事を睨んでたからかなぁ?」
「あれ?お前、シャンプー変えた?」

『笑顔』

「向こうに座ってるあの子の笑顔って、本当に見てて心が安らぐよなぁ。」
「あれ?お前、またシャンプー変えた?」

『不条理の彼方』

「俺に言わせれば時計の針は、長針より短針の方が一周するのが早いって事なんだから、ママが母ならパパは父だって事だよ。って、あれ?何の話だっけ?」
「目玉焼きにかけるなら、醤油か?ソースか?って話だろ?」
「だから、何もかけない派だよ。」
「何でもいいから、とりあえず近くにあるもんをかけろよ!」

『不条理の彼方』パート2

「俺は、絶対にマントヒヒの方が手先が器用だと思うよ。そして、何か大賞を貰うなら今だと思うんだ。そう、今なんだよ。今じゃなきゃ、くれるって言われても貰わないね。って、あれ?何の話だっけ?」
「チョコレートケーキとモンブラン、どっちが好きかって話だろ?」
「顔にぶつけられるなら、チョコレートケーキかな。」
「モンブランに比べると、いくらか危険性が低くなるからな。」

『馬鹿(バカ)』

「ここまで来れば、警察も追って来ないだろう。3人も殺しちまったからな。捕まったら絶対に死刑だ。捕まる訳には・・・ん?警察だ!?」
「おい!そこにいるのは誰だ!」
「はい?」
「君、こんな所で何をしてるんだ?」
「ちょっと、散歩を。」
「そうか。ん?お前、もしかして指名手配中の男か?」
「違いますよ。ほら、分け目が全然違うじゃないですか。写真は七三だけど、僕は十零じゃないですか。」
「そうだな。疑ってすまなかった。って、騙される訳がないだろ!」
「騙される訳がないのか!?しくじったー!」
「逮捕する!」
「この事件って、臨時ニュースで取り扱われますかね?」
「さあな?キャスター次第だろ?」

第百十七話
「ショートショートなショートコントな(中編)」

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