« 「第百九十八話」 | トップページ | 「第二百話」 »

2010年4月 7日 (水)

「第百九十九話」

 忍者でござる。やっとの思いで倒したドラゴンが、またもやニセドラゴンだった衝撃の事実!
「これでニセドラゴンだとしたら本物は・・・・・・・・・。」
と呟いた賢者の独り言を聞いて聞かぬフリな、もはや脱力感と疲労感の化身と化した我々勇者御一行!
「街に、戻りましょう。」
古代魔法使いの古代魔法で、とりあえず我々をニセ勇者御一行だと疑い続けている宿屋の店主が居る宿屋へ!
「お・・・・・・か・・・・・・・・・え・・・り・・・・・・。」
迎えてくれたのは、風邪気味と言うか風邪の戦士と予想もしなかったハプニングとトラブルの連続であった!
「わ、わたくしの魔力が!?」
突然、魔力を失った古代魔法使い!
「ハックション!」
戦士に風邪を完全にうつされた賢者!
「あんたらが居たんじゃ宿の評判が落ちちまう!早く出てってくれ!」
相変わらず我々をニセ勇者御一行だと疑い続け、地味な嫌がらせを仕掛けてくる宿屋の店主!
「ぎゃあああああ!!」
トレーニング中に複雑骨折をする格闘家!
「出て来やがれーっ!」
旅の8割以上を借金取りに追われているギャンブラーの下へは、恐いお兄さん方が!
「見てみろ!これが今月の宿の売上げだ!」
接客の悪さがもたらす結果の営業成績を、ニセ勇者御一行のせいだと信じて疑わない地味な嫌がらせを仕掛けてくる宿屋の店主!
「これを使うといい!」
拙者の語尾の『ござる』を言わないようにする機械を発明した発明家!
「ちょっと行って来る!」
いつもいつも肝心な時に別の仕事の依頼でどこかへ行ってしまう交渉人!
「はあ・・・・・・・・・。」
いまだに魔物を1匹も手懐ける事の出来ない魔物使い!
「いいか!だから、妻も娘も出て行っちまったんだ!」
我々勇者御一行が宿に訪れる以前の出来事までも持ち出し始める我々をニセ勇者御一行だと街中に怪文書を撒き散らす宿の店主!
「忍者はん!店長やらんか!」
長期滞在中のこの街で、商売繁盛して来月には2号店を出店計画中の商人!バラバラになりかける我々勇者御一行!そんな中!
「なななななんじゃこりゃああああああ!!」
召喚士が魔界から何かとんでもない召喚獣を召喚したもんだから、街はもう大混乱!しかしでござる!!
「おいおいおい、こりゃもう、ドラゴンなんかよりも強敵なんじゃねぇか?」
誰もが口にするのを躊躇っていた一言を召喚士が魔界から召喚した何かとんでもない召喚獣を見上げながら発した別行動でどこかへと行っていた傷だらけのトレジャーハンターが手にしていた1枚の紙切れには、ドラゴンの新情報が!ドラゴンのトラウマで部屋の隅っこで膝を抱えて座り込み続けている勇者をトラウマの呪縛から早く救い出し!魔王の魔の手から絶対に世界を救わなければならないでござる!
「に、忍術が全く効かないでござる!?」
でも、召喚士が魔界から召喚した何かとんでもない召喚獣は、もはや魔王以上!!いったいどうすればいいでござる!?次回っ!

第百九十九話
「また、ニセドラゴン!」

誰か助けてくれでござる~!!

|

« 「第百九十八話」 | トップページ | 「第二百話」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/121942/34122403

この記事へのトラックバック一覧です: 「第百九十九話」:

« 「第百九十八話」 | トップページ | 「第二百話」 »