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2015年3月25日 (水)

「第四百五十八話」

「勇気?」
「そう、勇気があれば何でも出来るって言うでしょ?」
「聞いた事ないぞ?」
「アタシも言った事ないけど。」
「じゃあ言うなよ。あのな?勇気があるとかないとかの問題じゃないと思うぞ。」
「いいえ、勇気があるとかないとかの問題ですっ!!」
「唾!?何でそんなおもいっきり唾飛ばす!?」
「勇気があるとかないとかの問題だからよ。」
「勇気と唾、関係ないだろ!って臭っ!?驚愕の臭さだな!お前、日頃何食って生きてんだよ!」
「勇気!」
「じゃあ、勇気食うのやめなさい。物凄く臭いから!もう二度と勇気なんか口にするな。」
「やめられない&とめられないのよ!」
「何で勇気にそんな中毒作用があるんだよ!」
「ハゲたくないわね。」
「ハゲたくないよ。そりゃあ、誰だってハゲたくないよ。」
「勇気でどうにかならないかしら?」
「勇気でどうにかならないから、ハゲるんだろ?」
「だからこう!もっと勇気で!もっと勇気でっ!!」
「唾!?で、もっと勇気って何だよ!勇気以上の勇気出したってハゲる時はハゲるんだよ。」
「でも凄く歳なのにハゲない人とかいるじゃない!」
「勇気の問題じゃなくて、そう言う遺伝子の問題なんだろ?」
「なら!その遺伝子があれば無敵ね!」
「無敵って何だよ!別に無敵じゃないだろ!ハゲない事が勝ち組じゃないだろ!」
「勝ち組よ。ハゲてない人間は、ハゲてる人間をバカにしてるもの!」
「どんな偏見だ!俺はハゲてる人をバカにした事なんか一度もないぞ!」
「それはアナタがハゲかけているからよっ!! それはアナタがハゲかけているからよっ!! 」
「何てデリカシーのない事を唾を飛ばしながら2回も言うんだよ!」
「いや、今のは最近はまって観てる探偵ドラマの探偵が言う決め台詞よ。」
「犯人バレバレか!」
「でも、みんな何かしら頭にかぶってるから分からないわよ?」
「第一話第二話ぐらいまでならいいけど、第三話ぐらいからその頭にかぶってるモノを最初に取っちゃえばいいだろ!」
「脳みそ丸出しになるわ。」
「頭蓋骨はかぶりものではない!」
「それにしても、あれね。」
何だよ。」
「この映画、つまらないわね。」
「流行りものだからな。こんなもんじゃないのか?流行りものの小説を映画化して、今をときめく清純派女優を脱がす。まあ、こんなもんじゃないのか?」
「今をときめく清純派女優が脱いでなきゃクソじゃない!」
「言い過ぎだろ!」
「アナタは男性だから今をときめく清純派女優が脱ぐだけでもこの映画を観る価値はあるかもしれないわよ!でもね?女性のアタシから言わせてもらえば、ゲリよ!ゲリ!」
「酷い悪口だな。」
「酷いのはゲリよ!」
「いや確かに酷いからゲリだけど、ゲリとかもうよくないか?」
「勇気があればゲリも見事な1本糞になるかしら!」
「いやとにかく茶の間でクソの話題とかいらないだろ!」
「この映画の主人公、勇気がないのよ。なさ過ぎるのよ。」
「パンツにサソリ入れたり、パンツにカニ入れたり、パンツにザリガニ入れたり、パンツにロブスター入れたり、結構勇気あるんじゃないのか?」
「何でそんなにパンツにハサミ系の生き物を入れたいのかと、アタシは言いたい!」
「みんな言いたいよ。いやでも、勇気はあるだろ。」
「パンツにチェーンソー入れるならその勇気、認めるわよ。」
「パンツに何かを入れるとこだけ抜粋するなよ!」
「だって、パンツに何かを入れる映画でしょ?」
「たまたまお前が観てる時だけパンツに何かを入れるだけだ!」
「たまたま観てる時だけで、パンツに何かを入れてるシーンにぶつかるって、それはもはやパンツに何かを入れる映画じゃない!」
「たまたま神懸かってるだけだ!」
「ならアタシは神懸りの無駄遣いね!返してよ!アタシの神懸かり!」
「どうやって返せばいいんだ!ちょっと話し掛けるなよ。雰囲気的にもうすぐ今をときめく清純派女優が脱ぐんだから!」
「エロ!エロね。」
「エロだよ。」
「え?開き直り?開き直りエロ?」
「別に開き直りじゃないよ。元々エロだよ。」
「じゃあ改名したら?ドスケベ変態河原エロ男、に!」
「何で、これしきの事で俺は氏名からエロ丸出さなきゃならないんだよ!」
「名前呼ばれるの恥ずかしくて病院行けなくなればいいのよ!」
「行くよ!」
「行くの!?」
「当たり前だろ!」
「呼ばれるのよ?何か待ってる時に都度呼ばれるのよ?ウンコ田ゲリ郎さーん!て!」
「名前変わってんじゃないか!いやでもそれでも行くよ。」
「凄いわね。アナタ、凄い勇気の持ち主だったのね。」
「勇気の問題じゃなくて誰だって病気を治療して欲しいだろ!」
「何か、尊敬するわ。」
「嬉しくない尊敬のされ方だな!」
「その時、アタシついて行かなくていい?」
「いいよ別に!」
「良かった!」
「いや病院について来なくていいけど、俺がウンコ田の時点でお前もウンコ田だからな。」
「アタシは、綺麗川美人子よ。」
「むしろそっちの方が恥ずかしいだろ!恥ずかしくて仕方ないだろ!名前負けにも程があるだろ!」
「じゃあ、目からビーム谷マヨネーズ好き子!」
「どんな名前だだし!どんな奴なんだだよ!もはや!」
「そのままよ。名は体を表すって言うでしょ?」
「出ないだろ!目からビーム!」
「アナタの前で出してないだけで、宇宙からの侵略者の前では出してるかもしれないじゃない!」
「どんだけこの映画に影響されてんだよ!チラチラ観てるのかと思ったらガッツリ観てたのかよ!」
「観てないわよ。原作読んでただけよ。」
「だったら、お前に言いたい事がある!」
「何?プロポーズ?」
「何でだよ!プロポーズしたからこそ今があるんだろ?」
「アタシ、プロポーズされたの?」
「記憶喪失か!って、映画の流れに沿って会話するのやめろ!そうじゃなくて!原作読んだお前にだからこそ言いたいんだよ!」
「コイツ死ぬわよ!」
「だから!そう言う先の展開を言うなって言おうとしたんだよ!」
「クライマックスが原作と同じだとは限らないじゃない。」
「クライマックスが原作と同じ場合も多々あるだろ?」
「えっ!?じゃあ、この主人公ラストに二度見するの?」
「だから言うなよ!って、ラスト二度見って何だ!」
「だから、実は主人公の方が二度見病でしたってオチよ。つまり最初の病院のシーンは、主人公の視点だったって事よ。」
「そんなシーンあったのか?」
「冒頭でしょ!」
「早送り的に観てたから分からん。」
「今をときめく清純派女優が脱ぐシーンだけが観たいだけか!」
「静に!!」
「何よ!」
「間もなく、脱ぐぞ!!」
「唾っ!!」

第四百五十八話
「内容とかどうだっていい」

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