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2015年12月30日 (水)

「第四百九十八話」

 僕は、寝る前に右膝の方が好きだって事を左膝に告げた。朝、目が覚めると左膝がいなくなってた。

第四百九十八話
「僕の左膝」
 なんだかんだで僕は今、森にいる。いなくなった左膝を捜すなら森と言う偉人の言葉を信じたからじゃない。なんだかんだ、だ。しばらく左膝を捜す事を忘れて森の泉の花畑で蝶々と戯れてると、お婆さんかお爺さんか分からない年配が姿を現した。もしかしたら、こんな場所にいる、あんな年配だったら左膝の事を何か知ってるかもしれないって思い込んで、尋ねる事にした。
「あのう?年配!」
「どんな声の掛け方だ!」
「お婆さん!」
「お爺さんだ!」
「お爺さんだったかぁ!」
「大体、お爺さんだろ!こんな感じでこんな場所にいるのお爺さんだろ!で?どうした?道にでも迷ったか?」
「左膝を捜してるんです!」
「ん?何?」
「左膝を捜してるんです!!」
「うるさっ!あのな?いつも思うんだけどな?老人が、何?的なリアクションした時に、耳が遠いんだと思って、耳の近くに寄って大声っておかしいだろ!その場でさっきよりも大声にするか、さっきの音量で耳元のどっちかだろ!両方やってどうすんだ!耳壊れるわい!人が何かを語ってる時に珍しい蝶々を追い掛けるんじゃない!」
「お婆さん!」
「お爺さんだ!」
「知りません?僕の左膝?」
「ちょっと整理させてくれ。まず、左膝が無いのに、どうやって森まで歩いて来たんだ?」
「えっ!?」
「何でそんなリアクション出来る!?左膝を捜してると言う事はだ。青年のパンツの下に左膝は今、存在しないと言う事になるんだぞ?」
「そうですよ。」
「なななななな無い!?何で左膝無いんだよ!」
「寝る前に右膝の方が好きだって左膝に言ったら、朝いなくなってたんです。」
「どう言う事!?」
「僕が知りたいですよ!!」
「耳っ!?」
「で、なんだかんだで森にいます。」
「不思議だらけだな!青年!」
「いやいやいやいやいや、お爺さんも存分に不思議だらけですよ。」
「わしの何が不思議だらけなんだ?森の長老が森にいて、何が不思議だらけなんだ?」
「そこが不思議だらけだなー!」
僕は、森の長老の身ぐるみ剥がすと、森を後にした。
「ヤッホー!」
なんだかんだで僕は今、山にいる。いなくなった左膝を捜すなら山と言う偉人の言葉を思い出したからじゃない。なんだかんだ、だ。しばらく左膝を捜す事を忘れて山のカールの花畑で蝶々と戯れてると、お婆さんかお爺さんか分からない年配が姿を現した。もしかしたら、こんな場所にいる、あんな年配だったら左膝の事を何か知ってるかもしれないって思い込んで、尋ねる事にした。
「あのう?年配!」
「どんな声の掛け方だ!」
「お婆さん!」
「お爺さんだ!」
「またお爺さんだったかぁ!」
「またって何だ!大体、お爺さんだろ!こんな感じでこんな場所にいるのお爺さんだろ!で?どうした?道にでも迷ったか?」
「左膝を捜してるんです!」
「ん?何?」
「左膝を捜してるんです!!」
「うるさっ!あのな?いつも思うんだけどな?老人が、何?的なリアクションした時に、耳が遠いんだと思って、耳の近くに寄って大声っておかしいだろ!その場でさっきよりも大声にするか、さっきの音量で耳元のどっちかだろ!両方やってどうすんだ!耳壊れるわい!人が何かを語ってる時に珍しい蝶々を追い掛けるんじゃない!」
「お婆さん!」
「お爺さんだ!」
「知りません?僕の左膝?」
「ちょっと整理させてくれ。まず、左膝が無いのに、どうやって山まで歩いて来たんだ?」
「えっ!?」
「何でそんなリアクション出来る!?左膝を捜してると言う事はだ。青年のパンツの下に左膝は今、存在しないと言う事になるんだぞ?」
「そうですよ。」
「なななななな無い!?何で左膝無いんだよ!」
「寝る前に右膝の方が好きだって左膝に言ったら、朝いなくなってたんです。」
「どう言う事!?」
「僕が知りたいですよ!!」
「耳っ!?」
「で、なんだかんだで山にいます。」
「不思議だらけだな!青年!」
「いやいやいやいやいや、お爺さんも存分に不思議だらけですよ。」
「わしの何が不思議だらけなんだ?山の長老が山にいて、何が不思議だらけなんだ?」
「そこが不思議だらけだなー!」
僕は、山の長老の身ぐるみ剥がすと、山を後にした。
「暑っ!」
なんだかんだで僕は今、砂漠にいる。いなくなった左膝を捜すなら砂漠と言う偉人の言葉を思い付いたからじゃない。なんだかんだ、だ。しばらく左膝を捜す事を忘れて砂漠のオアシスの花畑で蝶々と戯れてると、お婆さんかお爺さんか分からない年配が姿を現した。もしかしたら、こんな場所にいる、あんな年配だったら左膝の事を何か知ってるかもしれないって思い込んで、尋ねる事にした。
「あのう?年配!」
「どんな声の掛け方だ!」
「お婆さん!」
「お爺さんだ!」
「またまたお爺さんだったかぁ!」
「またまたって何だ!大体、お爺さんだろ!こんな感じでこんな場所にいるのお爺さんだろ!で?どうした?道にでも迷ったか?」
「左膝を捜してるんです!」
「ん?何?」
「左膝を捜してるんです!!」
「うるさっ!あのな?いつも思うんだけどな?老人が、何?的なリアクションした時に、耳が遠いんだと思って、耳の近くに寄って大声っておかしいだろ!その場でさっきよりも大声にするか、さっきの音量で耳元のどっちかだろ!両方やってどうすんだ!耳壊れるわい!人が何かを語ってる時に珍しい蝶々を追い掛けるんじゃない!」
「お婆さん!」
「お爺さんだ!」
「知りません?僕の左膝?」
「ちょっと整理させてくれ。まず、左膝が無いのに、どうやってオアシスまで歩いて来たんだ?」
「えっ!?」
「何でそんなリアクション出来る!?左膝を捜してると言う事はだ。青年のパンツの下に左膝は今、存在しないと言う事になるんだぞ?」
「そうですよ。」
「なななななな無い!?何で左膝無いんだよ!」
「寝る前に右膝の方が好きだって左膝に言ったら、朝いなくなってたんです。」
「どう言う事!?」
「僕が知りたいですよ!!」
「耳っ!?」
「で、なんだかんだで砂漠にいます。」
「不思議だらけだな!青年!」
「いやいやいやいやいや、お爺さんも存分に不思議だらけですよ。」
「わしの何が不思議だらけなんだ?砂漠の長老が砂漠にいて、何が不思議だらけなんだ?」
「そこが不思議だらけだなー!」
僕は、砂漠の長老の身ぐるみ剥がすと、砂漠を後にした。
「疲れた。」
なんだかんだで僕は今、別の森にいる。いなくなった左膝を捜すなら別の森と言う偉人の言葉を信じたからじゃない。なんだかんだ、だ。しばらく左膝を捜す事を忘れて別の森の泉の花畑で蝶々と戯れてると、お婆さんかお爺さんか分からない年配が姿を現した。もしかしたら、こんな場所にいる、あんな年配だったら左膝の事を何か知ってるかもしれないって思い込んで、尋ねる事にした。
「あのう?年配!」
「どんな声の掛け方だ!」
「お婆さん!」
「お爺さんだ!」
「別のお爺さんだったかぁ!」
「別のってなんだ!大体、お爺さんだろ!こんな感じでこんな場所にいるのお爺さんだろ!で?どうした?道にでも迷ったか?」
「左膝を捜してるんです!」
「ん?何?」
「左膝を捜してるんです!!」
「うるさっ!あのな?いつも思うんだけどな?老人が、何?的なリアクションした時に、耳が遠いんだと思って、耳の近くに寄って大声っておかしいだろ!その場でさっきよりも大声にするか、さっきの音量で耳元のどっちかだろ!両方やってどうすんだ!耳壊れるわい!人が何かを語ってる時に珍しい蝶々を追い掛けるんじゃない!」
「お婆さん!」
「お爺さんだ!」
「知りません?僕の左膝?」
「ちょっと整理させてくれ。まず、左膝が無いのに、どうやって森まで歩いて来たんだ?」
「えっ!?」
「何でそんなリアクション出来る!?左膝を捜してると言う事はだ。青年のパンツの下に左膝は今、存在しないと言う事になるんだぞ?」
「そうですよ。」
「なななななな無い!?何で左膝無いんだよ!」
「寝る前に右膝の方が好きだって左膝に言ったら、朝いなくなってたんです。」
「どう言う事!?」
「僕が知りたいですよ!!」
「耳っ!?」
「で、なんだかんだで別の森にいます。」
「不思議だらけだな!青年!」
「いやいやいやいやいや、お爺さんも存分に不思議だらけですよ。」
「わしの何が不思議だらけなんだ?森の長老が森にいて、何が不思議だらけなんだ?」
「そこが不思議だらけだなー!」
僕は、別の森の長老の身ぐるみ剥がすと、別の森を後にして病院に行く事にした。
「次の方どうぞ!」
「お婆さん!」
「お爺さんだ!」

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