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2017年10月18日 (水)

「第五百九十二話」

「ん?」
「ん?どうした?」
「今日は、霜が凄いなと思ってさ。」
「確かにそうだな。まあでも霜が凄くなりそうな夜だったからな。」
「そうだ。こう言う霜が凄い時は、どうすればその凄い霜が一瞬で消滅するか知ってるか?」
「そんな事、出来るのか?」
「ああ、出来る。」
「どうすればいいんだ?」
「ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁!!」
「どう言う角度からの嘘だよ!」
「何で嘘だって言い切れるんだ?」
「そんな方法、聞いた事がないからだよ!」
「そりゃあ、今初めて言ったからな。」
「お前の口からじゃなくて、世間からだよ!」
「まあ、世間ってのはこう言う豆知識を知らないもんだろ?」
「豆知識レベルの話じゃないだろ?嘘にもならない嘘以前の話だろ!」
「やった事ないよな?」
「ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁をか?」
「ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁をだよ!」
「やった事ある訳ないだろ!」
「だったら、嘘かどうか分かんないだろ!」
「そんな訳ないじゃん!って話だよ!やってみなくても明らかな嘘は嘘って分かるもんなんだよ!」
「やってみろよ!ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁!!もう、一瞬にして霜が消滅するからさ!」
「あのな?いいか?万が一だぞ?万が一、ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁したら、一瞬で霜が消滅するとしてもだ!そんな小っ恥ずかしい事、出来る訳ないだろ!」
「でも、一瞬にして霜が消滅するんだぞ?」
「代償がデカいだろ!それで地球に迫る危機を回避出来るなら話は別だけど、そもそも、そもそもいいよ。別に霜が凄くたっていいよ。いいんだよ。」
「いいのか!」
「そうだよ!」
「何か物凄く損した気分だよ!」
「どの辺が?」
「師匠が物凄い最終奥義を教えたのに、それを絶対に使わない弟子!みたいな。」
「ここ、師弟関係じゃないんだからいいじゃん。」
「でもあれだぞ?ケンカになっても使えるんだぞ?」
「何が?」
「ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁!!」
「何でだよ!」
「そうすれば、相手が一瞬にして消滅する!」
「どんな一撃必殺だよ!どんな原理なんだよ!消滅って!どんな成分を放屁してんだよ!」
「知るかよ!とにかく!ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁!!ってのは、万能なんだよ!」
「んな訳あるか!」
「カレーの材料を買って来るだろ?」
「何でカレーの話?」
「いいから、聞けって!カレーの材料を買って来るだろ?それをテーブルの上に置くだろ?そして、ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁!!すると、テーブルの上にカレーライス!」
「何でだよ!」
「だから、何でかは知らないって言ってんじゃん!朝、目が覚めたら大事な会議の時間まであと5分!そんな人生の大事な瞬間に寝坊しても大丈夫!ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁!!気付けば、会議室!」
「何でちょっと通販みたくなってんだよ!」
「難しい手術だって、ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁!!ダイエットだって、ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁!!人気で予約が取れない時も、ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁!!」
「いやもう、何でもありかよ!時間止めたい時も、ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁!!かよ!」
「時間は止められないだろ。」
「急に真面目!?どした!」
「いやだって、時間を止めるって、そう言うのは、映画や漫画の世界の話だろ?」
「映画や漫画の世界の話みたいなのを散々してたは、お前だろ!」
「そう言えば、お前今日、彼女にプロポーズするって言ってたよな?」
「ああ、するよ。」
「よし!」
「絶対やんねぇよ!」
「何で!」
「何でって、例えそれで成功するんだとしても、そんな事をしなくても成功するからだよ!」
「でも、100%じゃないだろ?人間の気持ちなんて分かんないんだからさ。」
「100%じゃないかもしれないけど、99%成功するよ!」
「でも!でもでも!ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁すれば100%成功なんだぞ!」
「100%失敗するよ!そんなプロポーズ!」
「それは、お前の放屁力が未熟だからだろ?」
「俺の放屁力の問題じゃなくて、見た目の問題だ!」
「あ、ちょっと待って!お前、どのタイミングで、俺のカレーライスを作ってくれ!って言うつもりだった?ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁の前か?ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁の後か?」
「何で勝手にプロポーズの言葉が設定されてんだよ!えっ?そりゃあ、結婚して下さい!って言った後にだよ。」
「前だ!前!一緒にケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁しましょう!って言う前に、ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁しなきゃ成功しない!後にケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁なんてしたら、単なる変態だろ!」
「どのタイミングでしたって変態まっしぐらだろ!プロポーズの言葉の段階から変態だけどさ!いやそもそも何でそのプロポーズの言葉選んどいて、言う前にケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁すんだよ!」
「まあでもアレだな。」
「何だよ。急に真面目な顔付きで。」
「プロポーズ、成功するといいな。」
「ああ、そうだな。ありがとう。」
「結婚式には絶対呼べよ!」
「当たり前だろ。」
「絶対、どっかのタイミングで、ケツを丸出しにして、そのケツを天空に突き上げて、放屁してやるからさ!」
「じゃあ、絶対呼ばない!」

第五百九十二話
「巨大隕石接近中」

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