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2024年2月

2024年2月 7日 (水)

「第九百二十一話」

「先生って、アイディアに詰まるとヒーローものに、走りがちですよね。」
「おい、ちょっと待て待て待て!何でいきなり真上から見下ろしてんだよ!どんなシチュエーションだよ!」
「先生が床に寝っ転がってるからでしょ!」
「で?今日は何の用だ?」
「アタシの用と言ったら一つだけですよ。」
「便所なら、あっちだ。」
「何で便所だ!便所借りに来たんじゃない!原稿を取りに来たんだ!」
「お前は、本当に、熟々、足が速いだけで美人なだけの出版社の奴だな。」
「それが何か!」
「分からないマン。」
「ほら来たヒーローもの。」

第九百二十一話
「分からないマン」

「どうだ?面白かっただろ?」
「ボツですね。」
「ボツ!?」
「はい、言い方を変えるなら、ボツですね。」
「変えてねぇじゃねぇか!」
「んまあ、それぐらいボツって事ですよ。」
「お前、お前なぁ?やっぱりアレか?女子には、ヒーローものは分からないか?」
「偏見ですよ?」
「偏見も何も現にお前は、分からないマンの痛快活劇を理解してないじゃないか。分からないマンが悪が蔓延る世の中を痛快に活劇する様が理解出来てないだろ。」
「分からないマン、分かってないじゃん!何もかも分かってないじゃん!」
「んまあ、分からないマンだからな。」
「何が悪で、何が正義なのかも分かってない。ましてや、自分が分からないマンって事すらも分かってない。」
「んまあ、分からないマンだからな。」
「全部がたまたま良い方向に話が進んでるだけで、当の本人は、何が何だか分かってないじゃないですか!」
「それが分からないマンであり、そこが分からないマンの素晴らしいとこでもある。」
「先生?」
「何だ?相も変わらず真上から見下ろしてる失礼な奴よ。」
「相も変わらず寝っ転がってるからですよ。」
「よし、じゃあ、とりあえず座ろう。」
「はい。」
「さてと、怒号かな?」
「そうですね。怒号ですね。」
「はあ、なるほどね。では、どうぞ。」
「適当過ぎるだろっ!!」
「おい、俺をオールバックにするつもりか!」
「そんなアニメな展開になりませんよ。」
「適当過ぎるだろ、か。」
「黄昏醸し出して窓の外の夕陽見るのやめてもらえます?現実に向き合ってもらえます?」
「じゃあ、お言葉を返すがいいか?」
「どうぞ。」
「何が適当過ぎるんだっ!!」
「大声出したとて、ですよ?作品が物語ってるんですから無理ですよ?」
「作品が何を物語ってんだよ!」
「適当過ぎるをだっ!!」
「お前、俺をオールバックにするつもりか?」
「そうやって、茶化しても無駄ですから。何ですか?分からないマンって、分からないマンがまかり通ると思ってるんですか?」
「いや、単純に面白いだろ!分からないマン!」
「何が?」
「だって、分かってないんだぞ!」
「分からないマンですからね。」
「何を聞いても分からない、何をやっても分からない。」
「分からないマンですからね。」
「分からないマン!」
「そんな正義のヒーローなんか認められません!」
「おい、誰が正義のヒーローだと言った?」
「え?」
「分からないマンは、悪のヒーローでもある。」
「そんなのダメでしょ!」
「何がダメだ!」
「もう、フニャフニャじゃないですか!フニャフニャな短編小説じゃないですか!」
「訳の分からないオノマトペで俺の作品にダメ出しすんな!」
「短編小説なんですから!ヒーローものの短編小説なんですから!そこは、正義のヒーローなのか悪のヒーローなのかはっきりして下さいよ!軸がフニャフニャなフニャフニャ短編小説書かないで下さいよ!」
「お前は、何も分かってないな。お前か?分からないマンは?」
「だとしたら、分からないウーマンだ!」
「本当の本当は、正義なのか悪なのか分からない。どっちなんだろう?何なんだろう?そう言う疑問を残して、読み手の想像力を膨らませるのが短編小説だっ!!」
「読み手が分からないマンになっちゃう!言ってる事は立派ですけど、作品が追い付いてませんよ?」
「言わば!分からないマンは、短編小説のヒーローだっ!!」
「それらしい事を大きな声で言えば成立する問題じゃありませんからね。」
「はあ、ここまで言っても理解してもらえないとはな。」
「落胆中申し訳ないのですが?」
「何だ?」
「書き直しお願いします。」
「嫌だ。」
「書き直しお願いします。」
「嫌だ。」
「書き直しお願いします。」
「嫌だ。」
「書き直せっ!!」
「嫌だっ!!」
「何でだっ!!」
「納得いかないからだろっ!!」
「お前が分からないマンだろっ!!」
「ふっ、なぜ分かった?さては、お前!分かるウーマンか!」
「違います。」
「ノリ悪っ!」
「ノリで仕事してませんから。とにかく分かるヒーローにして下さい。」
「分からないマンのとこを分かるマンに書き直せばいいって事だな!」
「違います。安直で適当なフニャフニャのヒーローものではなく、もっと深みがあってバックボーンがしっかりしたバリバリのヒーローものにして下さい。」
「・・・・・・。」
「なぜ黄昏?」
「書き方分からん。」
「やめちまえっ!!」

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2024年2月14日 (水)

「第九百二十二話」

「ちょっと熱があるけど、日記でも書くか。」
「お兄ちゃん!何書いてんの?」
「ああ、日記だよ。ちょっと熱があるけど、日記でも書くかと思ってさ。」
「ちょっと熱があるのに日記なんか書いたらダメだよ!」
「大丈夫さ。ちょっと熱があるぐらいだからさ。」
「ダメだって!ちょっと熱があるのに日記なんて書いたら、絶対日記にちょっと熱があるって書くじゃん!」
「ああ、書くな。」
「そんなの絶対ダメだよ!」
「そんな事言われてもちょっと熱があるし、日記も書きたいし。」
「ほら、お兄ちゃん!」
「ん?」
「ボクの鼻クソ食べて解熱しなよ!」
「ありがとう、弟。でも、それは気持ちだけ貰っとくよ。」
「そう?じゃあ、元に戻そ!」
「さて、弟よ。兄は、ちょっと熱があるけど日記を書くから、出て行ってくれるか?」
「だから!ちょっと熱があるのに日記なんて書いたらダメだって!」
「大丈夫さ。日記に、ちょっと熱がある事は、書かないから。」
「それはそれでダメだって!」
「なぜだい?」
「ちょっと熱があるのに、ちょっと熱がある事に触れないなんて、そんなの嘘じゃん!日記に嘘はダメだよ!日記だけには、嘘はダメだよ!」
「なら、ちょっと熱がある事にもちょっと触れるよ。それならいいかい?」
「ダメだって!ちょっと熱がある事にちょっと触れるって、ちょっと真実だけど、ちょっと嘘じゃん!」
「日記を何だと思ってるんだ?」
「日々起きた記録だよ。読み返した時に、この日はこんな事があったんだって、さり気なく振り返る自伝だよ。」
「なら、今日と言うこの日は、ちょっと熱があったんだなって、さり気なく振り返ってもいいんじゃないか?」
「ダメだよ!」
「なぜ、ちょっと熱がある事を日記に書いたらダメなんだ?」
「今日と言う日を日記を読んでさり気なく振り返った時、ちょっと熱があるけど日記を書いているなんて書いてたら、何でこの時自分は、解熱をせずに日記を書いてしまったんだろうって後悔するでしょ?ボクは、お兄ちゃんに自分で自分を後悔させたくないんだよ!」
「優しいんだな。」
「はい、鼻クソ!」
「それは、気持ちだけ貰っとくよ。」
「お兄ちゃん!」
「ん?」
「ちょっと熱があるなら、日記なんて書かないで、ボクと遊ぼうよ!」
「ちょっと熱があるのにか?」
「ちょっと熱があるからこそ出来る遊びがあるんだよ!」
「普通は、ちょっと熱があったら遊ばないで、安静にしとくけどな。で?どんな遊びなんだ?」
「ちょっと熱がある鬼だよ!」
「もっと熱が出そうだな。」
「ちょっと熱がある人が鬼で、ちょっと熱が下がるまで追い掛け回すんだよ!」
「ぶっ倒れて次に目を覚ましたら病院のベッドの上みたいな遊びだな。」
「じゃあ、まず鬼を決める為に、どっちが大きな鼻クソを掘り当てるかだよ!」
「弟よ、この状況で鬼を決める必要があるか?」
「忖度だよ!お兄ちゃん!」
「覚えたての言葉を無闇矢鱈に乱用するもんじゃないよ。あと、兄は、その世にも恐ろしい鬼ごっこはやらないよ。」
「何でーっ!やろうよ!」
「ダメだ。兄は、ちょっと熱があるけど、日記を書きたいからね。」
「なら!この鼻クソで解熱するか、鬼を決めるか、どっちかだよ!」
「世にも恐ろしい二択だな。」
「どっち!」
「弟よ、兄は、どっちも選ばないと言う選択を選ぶよ。」
「ズルじゃん!ズルいよ!」
「ごめんな。でも、兄は、それでもちょっと熱があるけど、日記を書くよ。」
「じゃあ!ボクも日記を書くよ!」
「うん、それがいい。」
「今日は、ちょっと熱があるけど、日記を書きます!」
「お前もあるんかいっ!」

第九百二十二話
「ちょっとベタ、いや、だいぶベター」

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2024年2月21日 (水)

「第九百二十三話」

「こんにちは!」
「・・・・・・。」
「こんにちは!」
「・・・・・・。」
「おじさん!」
「・・・・・・。」
「こんにちは!」
「・・・・・・。」
「あ、あれ??」
「・・・お嬢さん?こんな公園のベンチに座る絶望したおじさんに話し掛けるもんじゃないぞ?」
「では、隣、座っても!」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「・・・座ります!」
「おいおいおいおい!何なんだよ!アンタ!」
「こんにちは!」
「こんにちは!じゃなくて、何なんだよ!アンタ!」
「やっと挨拶返してくれた!」
「アンタ、何者だ?」
「悪魔です。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「・・・はあ。」
「溜め息?どうしたんですか?」
「そりゃあ、絶望してる俺に笑顔になって欲しいから放った渾身のジョークか?」
「ジョーク?ジョークなんて言ってませんよ?」
「どっからどう見てもその辺にいるお嬢さんじゃないか。」
「実際の悪魔は、こんなもんですよ?だから、悪魔になりたいって容姿を変身させてる人間が知ったら、それこそ絶望じゃないですか?自分達は一体何なんだって!何でもない何かかって!」
「・・・お嬢さんが、悪魔だとしてだ。」
「だとしてじゃなくて、悪魔なんですって!」
「分かった。で、悪魔が何の用なんだ?」
「おじさんにって事?」
「俺を地獄に連れに来たのか?」
「面白い事を言いますね。」
「さっきからずっと面白い事を言ってんのは、アンタだぜ?」
「アタシは、配信してるんです。」
「配信?」
「そう!この映像を録画する機械を通りして、人間の世界ってこんなだよって、仲間達に配信してるんです。で、その最中にたまたま公園の入口からベンチに座って絶望してるおじさんを見付けて、お!これは!と思って話し掛けて横に座ってる現在です。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・ん?」
「・・・単なるお節介か。」
「お節介?」
「だってそうだろ?絶望してる人間に話し掛けて、無理矢理横に腰掛けるなんて、お節介の何もんでもないだろ。」
「それは、そうだとしたら、ごめんなさい。」
「分かればいい。」
「何をそんなに絶望してるんですか?」
「分かったんじゃないのかよ!何の謝罪だったんだよ!」
「まあまあ、おじさん。落ち着いて、カラスの目玉でも食べますか?」
「そんな奇天烈なもん食って落ち着けるか!」
「甘くて美味しくてリラックス効果絶大なのに。」
「悪魔の食いもんが当たり前に通じると思うな!」
「そっか!じゃあ、ライオンの肛門、食べます?」
「いらねぇよ!ライオンの肛門!」
「だったら?」
「何も食いたくねぇから!」
「そうですか?」
「鬱陶しいから俺の目の前から消えてくれ!」
「おじさん、もしかして怒ってる?」
「もしかしなくても怒ってるよ!」
「イエーイ!怒ってる人間のおじさんでーす!」
「勝手に配信用に撮影すんな!」
「ごめんなさい。」
「どこに怒ってる人間のおじさんの需要があんだよ!」
「どんな人間でも悪魔は、興味津々なんです!」
「悪魔がキラキラした目で人間を見るな!」
「では、個人的に伺います!何でおじさんは、絶望なんかしてるんですか!」
「アンタに関係ないだろ。」
「では、改めて個人的に伺います!何でおじさんは、絶望なんかしてるんですか!」
「そりゃあ、絶望するだろ。こんな世の中。」
「闇が深い発言ですか?ちょっと抽象的過ぎて、悪魔のアタシにはよく分かりません。悪魔のアタシにもよく分かるように説明お願いします。何でおじさんは、絶望なんかしてるんですか!」
「うるせぇ!!」
「ひぃ!」
「絶望してるったら絶望してんだよ!ごちゃごちゃうるせぇな!アンタ、悪魔なんだろ?」
「悪魔です!」
「だったら、俺を今すぐ地獄にでも連れて行けよ!」
「面白い事を言いますね。」
「言ってねぇよ!面白い事!」
「悪魔が地獄みたいなところに人間を連れて行けるとでも?」
「じゃあ!どこなら連れて行けんだよ!」
「喫茶店!」
「・・・・・・。」
「美味しい紅茶を飲みましょう!」
「・・・・・・。」
「美味しいケーキも食べましょう!」
「・・・・・・。」
「話の続きは、喫茶店でって事で!」
「・・・・・・。」
「おじさん!」
「・・・分かったよ。」
「ありがとうございます!」
「やれやれ。」
「配信していいですか?」
「ダメに決まってんだろ!」

第九百二十三話
「そこは摩訶不思議な喫茶店である」

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2024年2月28日 (水)

「第九百二十四話」

「なあ!」
「・・・・・・。」
「なあ!」
「・・・・・・。」
「なあ!」
「・・・・・・。」
「なあって言ってんじゃん!」
「何で死体に話し掛けて来んだよ!」
「死体じゃなくて、お前に話し掛けてんだよ!」
「ちょっと待て、ちょっと止めろ!」
「何?」
「何?じゃなくて、お前、この状況分かってんだよな?」
「潜入。」
「そうだよ。俺達は、病院の不正を暴く為に潜入して調査しようとしてんだよ。」
「分かってるよ。」
「分かってないだろ。分かってんなら何で俺に話し掛けてんだよ。」
「ダメなのか?」
「お前は、死体を運ぶ係で、俺は死体だろ。」
「お前、生きてんじゃん。」
「生きてるよ!当たり前だろ!」
「じゃあ、話し掛けてもいいだろ?この前さ、ウチのばあちゃんがな。」
「お前のばあちゃんの話とか今どうでもいいんだよ!」
「入れ歯が有り得ない距離飛んだ話なんだぞ!」
「それは今じゃなきゃダメなのか?」
「いや別に今じゃなくてもいいんだけど、ほらこの病院、広くて暇だったからさ。」
「だからって、死体に話し掛けんなよ!」
「お前、生きてんじゃん。」
「マジか、お前マジでか!」
「マジだよ。ばあちゃんがな。」
「ばあちゃんの入れ歯の飛距離を疑ってるんじゃない!この状況を理解してないのかって!お前さぁ。ストレッチャーに乗せられてる死体に話し掛けながら運んでる人、見た事あるか?」
「いや、実際ストレッチャーで死体を運んでる人を見た事がないかな?」
「想像してみろよ!」
「・・・ゼロではないんじゃないか?」
「ゼロではないかもしれないけど!お前みたいに同僚に楽しそうに話し掛けてるみたいに死体に話し掛けてる人はまずいないだろ!」
「・・・ゼロではないんじゃないか?」
「ゼロじゃない可能性を探るよりも多くの人間が納得する行動をしてくれよ!みんながみんな、お前みたいにこの状況を怪しまない訳じゃないんだよ!」
「いや、俺だって、そんな死体を運ぶ人を目の当たりにしたら、あれ?もしかしてあの死体、死体じゃなくて潜入?潜入調査?って思うよ。」
「なら絶対に話し掛けんなよ!」
「でも、実際にその死体じゃない死体を運ぶ人側になってみると、ついつい話し掛けてしまうもんだね。これは、やった事ある人にしか伝わらないかもしれないけどさ。」
「ただ単に真面目に仕事に取り組んでないだけだろ!分かってんのか?見付かったら俺達、逮捕されるかもしれないんだぞ?」
「分かってるよ!」
「じゃあ、話し掛けんな!」
「でも、逮捕されないかもしれないとも思ってる。注意だけで済むかもって思ってる。」
「言ってるそばから何なんだよ!話し掛けんなって言ってんだろ!」
「お前だって、逮捕されるかもしれないって言ってるけど、逮捕されないかもしれないとも思ってるんだろ?」
「思ってたとしたら何なんだよ!だからって、運ぶ人と死体がペチャクチャ喋ってて良いって話にはなんないだろ!」
「メッチャ怒るじゃん。」
「当たり前だろ!」
「だから死体なんだよ。」
「どんな捨てゼリフだよ!コインの裏表で決めただろ!」
「しかし、広いな。」
「・・・・・・。」
「な?」
「・・・・・・。」
「なあ!」
「お前何なの!黙って運べないの?」
「交代するか?」
「お前、この状況で役回りを交代したら、単なるホラーだろ!この死体メイクでストレッチャー押してみろよ!」
「逆に有りなんじゃないか?」
「何の逆だ!」
「でもさぁ?医療ミスとか臓器売買とか人体実験とか、そう言うのじゃないじゃん、これ。なのに何でこんな大掛かりな事しなきゃなんないんだ?もっと普通に真っ昼間に調査すればいいじゃん。わざわざ夜中にとかホント勘弁して欲しいよ。」
「夜中じゃなきゃ意味がないだろ。」
「相手が幽霊だからか?」
「そうだよ。正確には、幽霊になりすました誰かだ。」
「でも、本当に幽霊だったらどうする?」
「そんな訳ないだろ。」
「いやいやいや、本当に幽霊かもよ?だとしたら、どうする?」
「どうもこうも幽霊だろうが人に迷惑掛けてんなら、注意するだろ。」
「お前、マジか!」
「お前がマジかだ!何でまだ普通に話し掛けてくんだよ!」
「はあ、弱小探偵事務所の辛いとこだな。こんな金にもならないハイリスクな仕事しなきゃならないなんてな。」
「だからって困ってる人達がいるんだから、ほっとけないだろ。」
「だな!さあ!出て来い!幽霊になりすました誰かよ!」
「黙れって!」
「キャアアアアアアアアア!!」
「なあ!」
「あっちだ!」
「おりゃあああああああああああああ!!」
「死ぬ死ぬ死ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

第九百二十四話
「全治二ヶ月」

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