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<title>『ＣＯＳＭＩＣ☆ＣＯＭＥＤＹ』</title>
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<description>想像力しだいで面白さ無限大のショート☆ストーリー！！</description>
<dc:language>ja-JP</dc:language>
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<dc:date>2009-11-25T21:10:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://cosmic-comedy.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-9acd.html">
<title>「第百八十話」</title>
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<description>「食べんの？食べないの？」 「お姉ちゃん？」 「何よ！」 「何を？」 第百八十話...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;「食べんの？食べないの？」&lt;br /&gt;「お姉ちゃん？」&lt;br /&gt;「何よ！」&lt;br /&gt;「何を？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第百八十話&lt;br /&gt;「マルゲリータ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「パパとママは今日、結婚記念日で、２人きりのディナーに出掛けたの。」&lt;br /&gt;「知ってる。だって、それって、僕とお姉ちゃんからのプレゼントだもん。」&lt;br /&gt;「そう。お陰で、アタシ達の今月のおこずかいは、全てパーよ。でもまっ、パパとママが喜んでくれるなら、オールオッケー。うん、何も問題ないわ。」&lt;br /&gt;「そうだね。」&lt;br /&gt;「で、アタシ達は２人、寂しくディナーの時間って、わけ。」&lt;br /&gt;「知ってる。」&lt;br /&gt;「テーブルの上に新しいテーブルクロス。その上に、お皿とコップ、スプーンとフォークとナイフ。アタシ達は、いつも通り向かい合って座ってる。」&lt;br /&gt;「うん。」&lt;br /&gt;「でもどう？パパとママ達は、きっと今頃、メインディシュが目の前に運ばれようとしているってのに、何でアンタは、アタシの料理に手をつけようとしないの！食べる気ないわけ！」&lt;br /&gt;「お姉ちゃん？」&lt;br /&gt;「何よ！」&lt;br /&gt;「だから、さっきから何回も言ってるけど、何を？」&lt;br /&gt;「決まってるでしょ！ソノ何かをよ！」&lt;br /&gt;「コノお皿の上に乗ってるヤツ？」&lt;br /&gt;「当たり前でしょ！食べんだから、お皿の上に乗ってるヤツじゃない！それを何で、わざわざお皿の上に乗ってないヤツを食べんのよ！アンタ死にたいの！」&lt;br /&gt;「・・・・・・・・・。」&lt;br /&gt;「それといい？赤よ！お皿の上の赤いソレを食べんのよ！緑と黒のソレは、彩りのためだけだから、絶対に口に入れちゃダメよ！ちょっとなら？ちょっとだけなら？とかって、甘い考えは禁物よ！緑と黒のソレが赤いソレに触れないように、そ～っと食べるのよ！」&lt;br /&gt;「うん、知ってる。その注意もお姉ちゃんから何回も言われたからね。」&lt;br /&gt;「ええ、そうよ？アタシも５回目ぐらいまでは数えてたけど、今のでもう何回目かなんて、覚えてないわ。」&lt;br /&gt;「このコップの中の何かも飲んだらダメなんでしょ？」&lt;br /&gt;「そうよ。」&lt;br /&gt;「絶対にコップに触ってもダメなんでしょ？」&lt;br /&gt;「分かってるじゃない。いい？赤いソレは、物凄く喉が渇く！でも、パニックにならないで！いい？パニックは、ディナーの１番の敵よ！ならどうすればいい？この喉の渇き、いったい何で潤せばいい？雨を待つ？いいえ！雨を待つ間に、喉の渇きであの世にゴーだわ！雨はダメ！だったらどうすればいい？どうやって喉の渇きを？」&lt;br /&gt;「スープ。」&lt;br /&gt;「そう！スープよ！アタシ達には、この何かを！時間掛けて、グツグツコトコト煮込んだ透明なスープがある！これを飲んで喉の渇きを潤せばいい！それで、オールオッケー！うん、何の問題もないわ！」&lt;br /&gt;「いくらなんでも、透明過ぎない？」&lt;br /&gt;「ええ、そりゃあモチロン透明なスープですもん。透明過ぎるぐらいが、いいぐらいよ！」&lt;br /&gt;「お姉ちゃん？でも、僕にはスープがあまりにも透明過ぎて、何も見えないよ。すくってもすくっても、何も滴り落ちないよ。ほら？」&lt;br /&gt;「まったく、あまりにも透明なスープが美味しすぎて、一気に飲み干しちゃったのね？」&lt;br /&gt;「違うよ。」&lt;br /&gt;「はあ、やれやれ、お代わりが欲しいなら、素直にそう言えばいいのに！ほら、お皿貸して！」&lt;br /&gt;「お姉ちゃん？」&lt;br /&gt;「ほら！スープがなかったら、赤いソレの喉の渇きで、渇き死にしちゃうんだから、貸しなさいって！」&lt;br /&gt;「お姉ちゃんっ！！」&lt;br /&gt;「なっ！？何よ！？いきなり！？ビックリするじゃない！」&lt;br /&gt;「お姉ちゃん！」&lt;br /&gt;「何よって！」&lt;br /&gt;「お姉ちゃん！！」&lt;br /&gt;「だから！何よって！」&lt;br /&gt;「何っ！何なのこのディナー！」&lt;br /&gt;「ディナーよ！」&lt;br /&gt;「ディナーじゃないよ！」&lt;br /&gt;「はあ？？？どっから、どう見てもディナーじゃない。」&lt;br /&gt;「こんなのディナーじゃないよ！」&lt;br /&gt;「ふぅ～、何を言い出すのかと思ったら、やれやれね。」&lt;br /&gt;「僕、嫌だよ！」&lt;br /&gt;「あのね？いい？これから先、アンタは、なが～い人生を生きてくの。そしたらこの先、ず～っと、パパとママとアタシとアンタの４人で、ディナーを囲んでく事なんて不可能なの。自然と囲まない事の方が多くなってくの。それはもう、どうしようもない事なの。でも、泣かなくていいわ。」&lt;br /&gt;「泣いてないよ。」&lt;br /&gt;「大丈夫、安心して、アンタにもそのうち家族が出来て、幸せにディナーのテーブルを囲む素敵な毎日がやって来るわ！そして、アンタの子供達もいつの日か、結婚記念日の夜に、アタシ達と同じような事をして、アンタと同じような事を想うはずよ。こうして、ディナーってのは受け継がれていくモノなの。ねっ？だからもう泣くのはやめて、ディナーを食べましょ！」&lt;br /&gt;「だから、僕は泣いてないって！」&lt;br /&gt;「あそうっ。うん、それは良かったわ。なら、ディナーを食べましょ！」&lt;br /&gt;「食べないよ！食べないよって言うか！食べれないよ！お姉ちゃん！」&lt;br /&gt;「何よ！」&lt;br /&gt;「お姉ちゃんは、いったい何を作ったの？この赤や緑や黒や・・・・・・ああもう！この色とりどりなお皿やテーブルの上にいっぱいある何かは、何っ！！食べたら死ぬとか、飲んだら死ぬとか、触っただけでも死ぬとか！ディナーって、そんなに死と隣り合わせなもんじゃないよ！！」&lt;br /&gt;「・・・・・・・・・。」&lt;br /&gt;「な、何だよ。急に顔近付けたりして、何？」&lt;br /&gt;「いい？ディナーは、死と隣り合わせなの。」&lt;br /&gt;「そんなわけないだろ！」&lt;br /&gt;「そんなわけ、あるの。」&lt;br /&gt;「だったら、お姉ちゃんから先にソノ赤いヤツを食べればいいじゃないか！何で僕にばっかり進めるんだよ！何これ？斬新な殺人ゲーム？」&lt;br /&gt;「やれやれ、アンタ、つまんない小説の読みすぎなんじゃない？殺人ゲームですって？バカバカしい。んなわけないでしょ？アタシがアンタを殺して、いったい何のメリットがあるのよ。」&lt;br /&gt;「だったら、ほら！早く赤いソレを食べてよ！お姉ちゃんが赤いソレを食べて、ソノ透明なスープで喉の渇きを潤したとこを見たら、僕も食べるよ！」&lt;br /&gt;「分かったわよ！よ～く見ときなさいよ！」&lt;br /&gt;「うん！」&lt;br /&gt;「・・・・・・・・・・・・・・・。」&lt;br /&gt;「お姉ちゃん？」&lt;br /&gt;「何よ！今から食べんだから、話し掛けないでよ！赤いソレが緑と黒のソレに触れたらどうすんのよ！」&lt;br /&gt;「フォークとナイフを持つ手、震えてるよ？」&lt;br /&gt;「ああーっ！もう！うるさいわねっ！集中出来ないじゃない！それとも何？アンタは、アタシを殺す気なわけ？」&lt;br /&gt;「殺す気なんてないよ。ただ僕は？」&lt;br /&gt;「ただ何よ！」&lt;br /&gt;「ピザでも注文しない？って、思っただけだよ。」&lt;br /&gt;「それも悪くないかもね。うん、何も問題ないわ。」&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>小説</dc:subject>

<dc:creator>ＰＹＮ</dc:creator>
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